教育

不登校の小学生・中学生がオンライン教材で出席扱いになる?

女子中学生

小学生・中学生の不登校児童生徒は年々増加しています。今回は学習の遅れを取り戻すとともに、内申点で心配な出席日数を「出席扱い」にできるオンライン教材について調べました。

不登校の現状

令和元年の文武科学省の調査によると、不登校小中学校児童生徒数は約18万人で、前年度から10%増加しています。また、在籍児童生徒に占める不登校児童の割合も増加しており、1,000人当たりの小中学校の不登校児童生徒数は18.8人になっています。

不登校児童生徒推移

また、90日以上欠席した児童生徒は55.6%を占め、依然として長期に及ぶ不登校児童生徒が多い現状です。
(出典:令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(文部科学省)

「不登校」というと単に学校に行っていない児童生徒を指すように思いますが、文科省では不登校児童生徒を以下のように定義しています。

「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。

出典:不登校に関する現状認識

保護者の心配

子どもの不登校には様々な理由があります。そして、不登校の子どもを持つ親にも心配なことがたくさんあります。

NPO法人キーデザインが子どもの不登校に悩む「親」にとったアンケートは以下のような調査結果となりました。

もちろん、親が子どもに見につけて欲しいことが上位にはいっています。不登校であるがゆえに「勉強」や「進学や就職」というのは、何とかできないものだろうかと思うのが、親心です。

■子どものことで不安な点、トップ5

「勉強」70.4%、「進学や就職」68.8%、「体力の低下」69.6%、「友人関係」69.6%、「家族以外とのつながりの乏しさ」61.6%、「コミュニケーション能力」66.4%といった結果が出ている。不登校をきっかけに、勉強や人間関係、体力の低下など、多様な課題にぶつかっていることがわかる。

不登校の子どもを持つ親の心配事出典:子どもや家族の状況、親の負担の程度など(NPO法人キーデザイン)

指導要録上の出席扱い

勉強の遅れはもちろんですが、学校への復帰を目指す児童生徒にとって、出席日数が足りないことが不利になってしまうことが多くあります。例えば、高校入試で内申書の点数が合否に影響することも少なくありません。

出席扱いの制度

学校の教員でも知らない人が多いようですが、文部科学省からある通知が出ています。それは「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)令和元年10月25日)」 ( という文書です。

その文書の「別記2 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動をした場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」というもので、趣旨は以下のとおりです。

不登校児童生徒の中には,学校への復帰を望んでいるにもかかわらず,家庭にひきこもりがちであるため,十分な支援が行き届いているとは言えなかったり,不登校であることによる学習の遅れなどが,学校への復帰や中学校卒業後の進路選択の妨げになっていたりする場合がある。このような児童生徒を支援するため,我が国の義務教育制度を前提としつつ,一定の要件を満たした上で,自宅において教育委員会,学校,学校外の公的機関又は民間事業者が提供するICT等を活用した学習活動を行った場合,校長は,指導要録上出席扱いとすること及びその成果を評価に反映することができることとする。

つまり
不登校でも「出席扱い」にできる制度があるのです。

事実、この制度を使って指導要録上出席扱いになった児童生徒数は、平成30年度に比べ令和元年度では2倍以上増えています。

自宅におけるIT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒数推移自宅におけるIT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒数推移

出席になる要件

制度があるものの教職員が制度を十分理解していない場合も多く、ハードルもあります。

まず出席扱いになる7つの要件

①保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
②ITや郵送、FAXなどの通信方法を活用した学習活動であること
③訪問等による対面の指導が適切に行われること
④学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
⑤校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
⑥学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
⑦学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること

そしてこれを元に保護者が担任の先生へ相談し、制度の適用を受けるように働きかけないといけません。まずは、担任の先生に相談します。

保護者から担任の先生へ「学校復帰を目的に出席扱いとして欲しい」ことをご相談下さい。但し、先生は出席扱いのことを知らないこともあるため、その際は文科省の資料や教材を持参し、説明して下さい。
出席扱い要件を満たしているかの確認を待つ担任の先生、教頭先生、校長先生で相談されると思いますので、回答を待ちましょう。
1日の出席扱いルール作り使用する学習教材、出席扱いのルール、学習設計内容、学習履歴の提出方法について取り決めます。
出席扱いスタートルールが決まればスタートです。

とはいうものの慣れない学校との相談・協議、なかなか保護者も自信を持てないと思います。

無学年式オンライン教育教材すらら

すららは出席扱いの要件を全て満たしている教材なので、学校との話し合いの安心材料になります。

①保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
まずは、保護者様から担任の先生にご相談下さい。多くの学校は自宅で IT 教材を使えば出席扱いにできることを知りません。担任の先生にご相談いただき、出席扱いに関する連携・協力してもらえるよう、話を持ちかけて下さい

②ITや郵送、FAX などの通信方法を活用した学習活動であること
「すらら」はIT 教材。インターネットとパソコン(又はタブレット)があれば、どこでも勉強できます。

③訪問等による対面の指導が適切に行われること
学校復帰を目的に対面指導(面談)が必要となります。担任の先生やスクールカウンセラーが担当するケースのほか、保健室や適応指導教室がその役割を担うことがあります。学校によって異なるため、まずは担任の先生に相談してみてください。

④学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
授業の遅れを取り戻すため、学年をさかのぼった学習も出席の扱いとされます。計画的であることを確認できる方法が必要ですが、すららは「ラーニングデザイナー」という学習設計機能を使い、条件を満たせます

⑤校長が対面指導や学習活動の状況を十分把握していること
すららは、その日の学習の履歴が保存され「学習管理画面」機能で学習活動が確認できます。保護者様や校長先生、担任の先生が同じ情報をいつでも共有できます。紙面の提出が必要な場合も、履歴を印刷するだけの作業で済みます。

⑥学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動である
保護者様とお子さまで相談し、自宅で学習を進めた方が良いかご相談下さい。家に引きこもりがちで人と会いたがらない、人間関係がストレスになってしまうような場合は特にすららがおすすめです。

⑦学習活動の評価は計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること
学習評価は①知識・理解②技能③思考・判断・表現④関心・意欲・態度の「4観点」で判断されます。出席扱いだけでは全てを満たせないため学校側との協議が必要です。

しかし、それでもすららネットでの調べでは、3人に1人が出席扱いにしてもらえないケースがあります。学校との協議は最初が肝心です。万全の体制で臨みたいものです。

3人に1人が出席扱いにしてもらえてない!!

問い合わせ内訳割合
承認された件数60%
保護者側の学校との連携意識に問題があり否決9%
学校側の都合で否決11%
教育委員会にて否決7%
要件定義に当てはまらない(病欠等)13%
合計100%

すららへ資料請求すれば、「出席扱い制度についてまとめたパンフレット」を送付しているそうです。また、学校へ相談する時に「すらら」の資料を持参するのも良い方法だそうです。

他校での事例など必要に応じて、すらら側から学校へ伝えてくれるなどのサポートもしてくれます。

事情を知ってから学校と話し合い・協議をすることはとても大切です。「当校では前例がありません」で引き下がらない知的武装が必要なのです。

ぜひ、「資料請求」をしてみて下さい。それがお子さまの不登校解決への第一歩になるはずです。



ABOUT ME
吉田 博史
三度の飯より、猫が好き。3匹の猫と同居して、毛まみれで生活しています。他には熱帯魚を飼育しています。妻、大学生の娘、高校生の息子の4人家族で、山口県に住んでいます。コンピューターネットワークの構築の仕事に長く従事しています。電子機器の取り扱いは得意です。
au PAY マーケット
Tameseba

Tamesebaは、世の中に出回るいろんなモノ、コトの試したことを紹介する場です。自分が体験したことを中心に、ネット情報、旬の情報、お得な情報をお届けします。